ハッピー大作戦真似してみました会議

アキレス腱断裂で通勤できず、しばらく店の上にある実家に居候することになりました、クレアトルオキ三代目オキケイタロウです。通勤時間ゼロで楽ができるかと思いきや、松葉杖で階段を3Fまで昇降するのはかなりの苦行だということに気付いた2016新春です。

あ、ボクの想像力が今年もやっぱり貧弱だったって話はどーでもよかったですね。

仕事始めはミーティングから

今日が店の仕事始めでした。新年は毎年恒例のミーティングをするんですが、今回のテーマは昨年に引き続き箱根駅伝で圧倒的記録で優勝した青山学院大学の原監督にならってネーミングだけでもあやかろうと「ハッピー大作戦」会議に。

それでなくても今のアパレル繊維業界は暗くて厳しいニュースが多い。前職が大手アパレルだった為、店に帰ってきた当時は、数字や理論といった零細企業の弱い部分を偉そうに振りかざしてたんですね、今思えば恥ずかしい限りです。

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ウチの店の価値は40年選手が3人もいる事、ボクの2倍以上も店の事、お客様の事、地域の事を知り尽くしている。40年かけて築いたお客様との関係性、それってものすごい資産です。その資産をどうやって活かすが自分の仕事の一つ。

昨年から新年ミーティングから売上目標をなくしたんです。一応ボクも経営者のはしくれなので自分の中に数字はありますが、数字を達成する為にという思考をやめたんです。だからスタッフと話すテーマは、どうしたらスタッフ自身とお客様がハッピーを感じられるか?

「自分とお客様が気持ちよく過ごせる環境ってどんなんやろう?」とか「自分の好きなことで仕事に絡めて伝えられる事って何やろ?」とか数字以外のブレストに徐々に変わってきました。

今日は1年かかってやっと去年のミーティングの意味を少しづつ理解してもらった感じがしました。

売上目標を設定するのはいいけど、どうしてもそれを達成するための仕事になってしまいます。もともとファッションほど過去の実績が役に立たない業界はないんじゃないですかね?

ホントはその瞬間瞬間のカワイイとかカッコイイとかステキとかを感じてもらって夢を売る商売のはずが、客数○○人で単価○○円のモノを○○点売っていきましょう!という計画を立てる。数字で計画を立てた時点で夢が無くなってしまう感じです。「それを読むのがビジネスや!」って言われればそれまでですが、こんなにモノが溢れた時代だとどうしても順序が逆やなって思うんです。

だから、去年からウチの目標はお客様とのコミュニケーションの量を増やす事になったんです。

いい選手揃い、伝統校揃い、名監督揃いの他校を蹴散らして圧倒的に完全優勝した箱根駅伝の青山学院大学のように、仕事(走る)ということの楽しさを追求することを真似したいなって思いました。

今、自分がしてる仕事は自分と周りの人とお客様がハッピーになるのか?

それを基準にして結果は後から付いてくる、そんな都合のいい夢みたいな仕事にしたいと思います。

そして何より大事なこと

そして、ミーティングの締めに仕事より前に大事な事を言いました。それは・・・

 

体が資本・健康第一!

 

自己管理をしましょうという話をしたんですが、過去最高に説得力が無かったのは言うまでもありません(笑)

それでは、また!

今日も上機嫌な一日を過ごしましょう~!


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沖 啓太郎

1966年大阪市生まれ。 大阪市住之江区の加賀屋商店街にあるクレアトールオキの三代目。 アパレルメーカーと小売業と商店街の経験と情報を駆使しながらファッションを通じて心豊かなライフスタイルを提案できる店づくり心がけています。

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