展示会は宝探し

展示会月間もいよいよ佳境に入りました。今日は定休日ですが神戸へ展示会です。朝は曇ってたんですがボクの天然パーマくせ毛センサーがハネハネになってるのを見て雨を確信しました住之江区のクレアトールオキ三代目沖啓太郎です。

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なぜ展示会に行かなければならないのか?

「それホンマなん?」を最近は口癖にするようにして常識を疑うようにしてなるべく変人に向かうように心がけています(笑)
まずは業界の常識を疑ってみる、自分の思い込みを疑ってみる事から始めると何かが変わる・・・かもしれないし変わらないかもしれない。どっちでもいいんですけどそんな思考をしてる方が最近は楽しいです。

さて、アパレル業界には展示会というものがあります。アパレルメーカーさんは1年前から企画して半年前に展示会で注文を受けてシーズンに入ったら納品する、というのが業界の常識でした。インフレでモノが売れて足りない時代はよかったんですがモノも情報もあふれかえってる現代では展示会も「それホンマにいるん?」と思ってるのはボクだけでしょうか?

でも、展示会に代わる方法があるかとういうとなかなか無いのも現実。今の段階では展示会プラス、シーズン期中で現物と呼ばれるモノづくりを足していくやり方が主流のようです。

最近は展示会自体を行わないアパレルメーカーさんも増えてきました。展示会自体もコストがかかりますし、シーズンの期中で今世の中で売れてるモノをパクって参考にしてモノづくりをする手法です。
オリジナリティーは無くても売れる確率は上がりますからビジネスとしてはありなんでしょうね。他社と商品が横並びになり価格競争に巻き込まれる覚悟があればですが・・・ボクはイヤですけどね。

展示会は宝探し

今日はスタッフと手分けしながら4社の発注をしてきました。
そのアパレルメーカーさんの得意なゾーンが結局強みになると思っていて、申し訳ないのですがその強みの部分だけをええとこどりさせてもらってます、発注少なくてごめんなさいね~!
ニットの得意なブランドはあくまでニット中心に、ジャケットの得意なブランドは羽織りもの中心にという感じでパズルのように品揃えを組み合わせていくのが腕の見せ所というわけです。

あと展示会に行って仕入れるのは商品だけじゃなくて情報とキーワード。コレクション情報から街角ウオッチング的なマスコミ報道もたくさん耳に入ってきます。それを現場に落とし込んでいくヒント探しが展示会なんですよね。だからどんな状況になっても展示会はマストです。トレンドから1年遅れで売れたり、世の中で注目されてないものが自分のお店だけは売れてたりほんとに宝探しみたいなものです。

image色んなレースが目に付きました
服もアクセもレース遣いが多いと思う

 

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デニム・ダンガリー・インディゴも好調なようです
来春は加工物が増えた気がする

imageついでにVMDの勉強もタダでさせてもらえます(笑) 

やっぱり展示会は楽しいですね。なぜかというとまだシーズンが始まってないのでお気楽にも100%売れるイメージでいるから!現実はそんなことありません。
そんなこんなで今日もお宝をたくさんゲットしてきました。お楽しみにしててくださいね!入荷は来年の春ですけど(笑)

ということで、とりとめのないボクが展示会行くの大好きというお話でした。

では今日も上機嫌な一日で行きましょう!


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沖 啓太郎

1966年大阪市生まれ。 大阪市住之江区の加賀屋商店街にあるクレアトールオキの三代目。 アパレルメーカーと小売業と商店街の経験と情報を駆使しながらファッションを通じて心豊かなライフスタイルを提案できる店づくり心がけています。

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