祭りだらけの商店街パートⅡは住吉踊り、そして次はいよいよアレです!

ア・ツ・イ!

と言って気温が下がる訳ではないですが言わずにおれないこの暑さ!気温以上に湿度が高いようでちょっとエアコンのない場所では冗談抜きで死にそうな大阪です。

こんにちは、大阪市住之江区の加賀屋商店街でクレアトール オキの三代目してますオキケイタロウです。

1週間前に商店街に加賀屋天満宮の獅子舞をお迎えしたかと思ったらこの日は住吉踊りがやってきました。

加賀屋天満宮の獅子舞の様子はコチラから

実はものすごい伝統行事だった住吉踊り

住吉踊りの歴史というのは、全国約2300社余の住吉神社の総本社、住吉大社の祭神のひとつ神功皇后まで遡り、日本書紀とかのお話しになるので、モチロンここでは割愛します!(笑)

ご興味のある方はこちらからどうぞ 、丸投げです(笑)→ 住吉踊り<住吉大社HP>

あ、ボクが暑さにも日本史にも弱いって話はどーでもよかったですね!

そんな住吉大社の夏祭りの行事のひとつとして加賀屋商店街にも伝統行事として長年来ていただいてる訳です。

今年はまた例年以上に溶けそうなくらい蒸し暑い大阪、踊る稚児さんも大変だったと思いますが、暑さを物ともせず涼しそうな顔で頑張ってくれました!

歴史と伝統は形を変えながら継承されていくもの

住吉踊りの歴史を紐解いてみると、

住吉踊は神功皇后(第四本宮御祭神)三韓より御凱旋の折、泉州七道ヶ濱(現在の堺市)に御上陸になられたことを祝い、海浜の漁民が「天下泰平」を謳歌し吉士舞を舞ったことに始まると伝えられております。大変古い歴史を持つ住吉踊は、中世には農民たちが稲の虫追いや厄払いの意を込めて「五穀豊穣」を祈った農民舞踊となり、また住吉神宮寺の僧により「庶民の安全繁栄」を祈った踊りとして発達していったものとも考えられます。

(中略)

東京浅草での「かっぽれ」も起源は住吉踊であることは有名で、現在では正月・夏祭と里帰り奉納も行われております。

そのような沿革から住吉踊は天下泰平・五穀豊穣・庶民繁栄・家庭和楽を祈る意味をもち、衣装も僧形僧服で中心には長柄の傘を持った教導師が柄を打ち拍子を取りながら唄い、その周囲を童女が心の字に象って踊るのを基本とします。

(中略)

また音頭の掛声「イヤホエ」は「陰陽穂栄」を転訛したものであると言います。

住吉大社HPより抜粋)

漁民が唄い、農民が祈り、僧が祈り広め、二千年ほど昔の人がこの踊りの原型を見ていて、時を超えて継承された踊りだと思うとなんだか感動を覚えます。

それを思うと自分も3代目社長とか偉そうに言ってますが、たかだか50年にも満たない話です。

継承というのは同じことを続けるんじゃなくて、形を変えながら、いろんな人の手も借りながら、残るべくして残るもの、時代に合わないものは淘汰されていく運命。

続けることが大事なんではなく、目の前の人に喜んでもらう事を続けることが大事なんじゃないかと思うわけです。

さて、天満宮のお神輿・獅子舞、住吉大社の住吉踊りが終わるといよいよ商店街のアレです!

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第35回 ザ・夜店は8/5(土)18:00〜

こちらも35年ほど続いてるそこそこ伝統行事となりつつあります!(笑)

商店街の高齢化や人手不足やいろんな問題を抱えてるのはどこの会社や商店街も似たようなもの。

誰も皆 問題を抱えてる
だけど素敵な明日を願っている
臆病風に吹かれて 波風が立った世界を
どれだけ愛することができるだろう?

   〜 HANABI (Mr.Children)

今を楽しんで、愛さないと素敵な明日はやって来ないですね!

それでは加賀屋商店街の夜店をお楽しみに〜!!

さ、出稼ぎ出張や、積み上がった月末仕事や月末月初でワチャワチャしてますが、商店街恒例の一大イベントしっかり準備したいと思います!

 

踊りと祭りと夜店のことなら

クレアトール オキ

559-0017
大阪市住之江区中加賀屋2-5-15

店内1

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沖 啓太郎

1966年大阪市生まれ。 大阪市住之江区の加賀屋商店街にあるクレアトールオキの三代目。 アパレルメーカーと小売業と商店街の経験と情報を駆使しながらファッションを通じて心豊かなライフスタイルを提案できる店づくり心がけています。