ストールとマフラーの違いご存知ですか?

先週インド手織り刺繍のストールについて記事を書きました。そしたら巻き方教えてー!って約1名の方に質問されました。質問少なー!の声には耳を貸さずに今日はそのあたりについて書きたいと思います。

こんにちは、住之江区のクレアトールオキ三代目オキケイタロウです。

と、その前にどうでもいい話ですけど

マフラーとストールの違いご存知でしょうか?

超高速・超簡単にざっくり説明しますとマフラーは細長で首に巻くもの、ストールは大判で肩から掛けるもの、以上です。

え、雑ですか?

ではもう少しだけ簡単に説明しますね、もとはといえば・・・

【 ストール (stole) 】
装飾、防寒に用いられる肩掛けで、主に大判で、長く、幅が狭い長方形のものを指す。ウールや毛皮、絹、レース地などが用いられることが多く、端にフリンジを飾る場合もある。ローマ時代の婦人が着ていたくるぶし丈のゆったりとしたチュニック、ストーラ「stola」が転じたものといわれる。フランス語ではエトールという。
【 マフラー (muffler) 】
長方形の衿巻き。もともとは女性が顔を隠したり、砂よけ、防風、防寒のために顔や頭を包んだ布片が、東方からヨーロッパに伝わって定着したものとされる。スカーフに比べて、防寒用の正確が強く、ウールやカシミア、シルクなどでつくられて、装飾と身体の保護を兼ねる。

(出典:frontstyle.com FASHION DICTIONARY)

だそうです。とはいうものの、最近はそんなに厳密に区別できないくらいの多種多様な素材・大きさの物があふれてるので冒頭のボクの説明のほうが正解に近いです(笑)
区別する意味も無いですしね。

コンパクトに首に巻くのがマフラー

大判で肩から巻くのがストール

くらいの感じで覚えておけばいいんじゃないでしょうか。

 

ストールにもいろいろありますが、今シーズンのストールはちょっと大判で、ボクのお店では長方形タイプが多いです。ちなみに下の写真の物で70×180cmです。

ストールも巻き方をここで解説しようと思ったのですが細かい巻き方までいくと20~30種類あるので巻き方は別の機会にします。基本は2種類だけなんですよ

  1. 肩から羽織る&そのバリエーション
  2. 巻く&そのバリエーション

特に手織り素材は分量も多いので、そんなに奇抜な巻き方は多くはありません。

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シンプルに肩から羽織ってジャケットやベストの代わりに
フロントを結んだり、片側だけ肩にかけたり

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少し大き目のマフラー風に

これから冷えてくる季節や夏の冷房よけに、車や電車でのひざかけにも使える、小物以上洋服未満のお役立ちアイテムがストールなのです。

では今日も上機嫌な一日を過ごしましょう!


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沖 啓太郎

1966年大阪市生まれ。 大阪市住之江区の加賀屋商店街にあるクレアトールオキの三代目。 アパレルメーカーと小売業と商店街の経験と情報を駆使しながらファッションを通じて心豊かなライフスタイルを提案できる店づくり心がけています。

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