コピーできないライブ体験を伝えよう！～エクスマセミナー

昨日は大阪の本町で「ライブ」を体験してきました。内容が濃すぎていつもまとめるのに頭が痛いです(笑)

オープニングはアイアン・メイデンの「The Trooper(明日なき戦い）」

ライブといっても音楽ではなくビジネスセミナーです。洋楽に疎いボクでもアイアンメイデンくらいは分かります、違法ダウンロードを逆手に取ったマーケティングの事例からセミナーが始まりました。
「モノ」を売るな！「体験」を売れ！の藤村正宏さんが提唱するエクスペリエンスマーケティング(通称エクスマ)のセミナーが本町にある大阪産業創造館であり参加してきたのでちょこっとレポートします。

今回のテーマは
「情報がありすぎる時代に、選んでもらうためのエクスマ・SNS活用セミナー」
ボクが初めて藤村先生のセミナーを聴いたのは去年の9月、頭がパッカーンときて、物の見方が180度変わるくらいの衝撃を受けたのを思い出します。

なんせ「遊ばざる者働くべからず！」ですから、ボクのような四角四面のマジメ教育(?)を受けて来た人間には刺激が強すぎました（笑）
もう勢いのまま道場に入門して早1年、メッチャ濃い1年を過ごさせてもらいました。

ライブはコピーできない

エクスペリエンスマーケティング（以下エクスマ）で一貫して教えてもらったことは「価値の伝え方」だと思ってます。

どんなに素晴らしい商品を売っていても、どんなに素晴らしい店でも、その「価値」を伝えなければ存在しないのと同じ事！

この言葉をもう呪文のように唱えながら、自分自身の独自の価値と向き合いSNSを使い倒して発信していくわけです。

特にここ数年で世の中の環境が激変し、電車に乗ったら８割方の人がスマホを触り、街中では歩きスマホで危ないです。たいがいの情報がスマホからそれも頭が処理できなくらいの膨大な量が入ってくる時代に、零細であれ何であれ企業がビジネスするのに今までと同じやり方してたら絶対に選ばれない時代なんです。

で、冒頭のアイアン・メイデンは、あえて違法ダウンロードの多い地域はファンが多いだろうという事でライブを行い大成功を収めるわけです。音楽はコピーできでもライブは絶対コピーできないから、あえて違法ダウンロードはファンを増やす手段だと視点を変えて黙認したことがポイントのようです。

そしてライブはコピーできない！

ボクはブティックをしているリアル店舗の接客業です。商品は別にウチのお店にだけにおいてるわけではないので違うお店でも買えます。違うのは「誰が、どう伝えて」って部分だけ。
そう店はライブ会場なんです。服屋でのライブ感となるとやっぱり1対1のガチンコ接客、人間力、自分らしさを磨くしかないのかなって思います。人間と人間が作る『場』だけはコピーできないですもんね、ライブ感のある居心地の良い空間を作りたいものです、ただのモノ売りではAmazonに絶対勝てないですからね。