娘のスマホから気付くAPPLE STOREはリアル店舗のお手本
中3と小5のふたりの娘をもつオキケイタロウです、大阪市住之江区の加賀屋商店街で服屋をしてます。
今日は年頃の娘と父親のどこにでもある2年にわたるスマホ闘争が先日終結した、かなりどーでもいいレポートです。
中学卒業まではケータイは必要ないと思ってた
ボク自身が欲しいものは「3カ月考えてほしかったら買え!」的な教育を受けて来たもので、本当に必要なものはその時が来れば買えばいいと思ってる人でした。
娘にガラケーを持たせたのは確か小4の頃、塾の時間も多少遅くなり、物騒な事件も多いし親としてはだんだん心配になってきた訳です。送迎の連絡用に持たせるのは当然と言えば当然の選択でした。
もう一つ心配だったコストの方も、当時は機種代0円とか、キャッシュバック○万円とかちょっと意味のわからない過当競争の中、格安機種をゲットして学割含めて3年間ほど月々千円未満の出費でコスト的にも何の問題もなく運用できてたんです。
中学入学で状況一変
そして晴れて中学入学し、バドミントン部に入部し中学生活に慣れた頃の事。まず1次攻撃がきました。
娘「なあなあ、スマホ買うて~や~!」(大阪弁で「こうて~↑や~↑」と読みます)
ボク「ガラケーあったらスマホいらんやん!」
娘「ちゃうで、今クラブの連絡網みんなLINEやねん!」
ボク「スマホ無い人はどうしてんの?」
娘「その人らはメールやけど・・・」
ボク「じゃ、パソコンでGmail設定したるわ」
というやり取りの末、1次攻撃をしのぎました。
その時に連絡網がすべてLINEでメールですら救済措置的な扱いになってるのが衝撃でした。
スマホとSNSの普及がここまで進んでるとは・・・
まだボク自身がエクスマにもスマホにもSNSにも興味のなかったわずか2年前の出来事です。
中古iPhone+wi-fiで乗り切る
そして娘が中2になったある日、長年使ってきたガラケーが壊れたと嬉しそうに言うでありませんか。これで、スマホが買ってもらえるとでも思っていたんだと思いますがそうは問屋がおろしません。(って、コレがもう死語ですよね)
あれこれ考えた挙句、
ボクは自分の2年縛りが終わったiphone5を6に機種変更し、古い機種をsimカード抜いてipodとして渡すという作戦をとりました。これでやっとLINEデビューの娘は大喜びです、友達がほぼスマホになっていく中よく耐えていたと思います。ただしガラケーが壊れているので今度は通話ができないという大問題が残ったものの、学校にはケータイは持って行けないしLINEはwi-fi環境下だけなので基本自宅でしか使えないという親としてはひとまず安心、子供は大いに不便で不満足という状態がしばらく続く事になりました。
友人の投稿が背中を押した
この期に及んでも子供にスマホを持たせない要因のひとつは月々の通信費。ボクの感覚からすると高すぎます。しかも機種代金も去年までと違い大幅アップしてますからね。
とはいえ、買い替え時期が刻々と迫ってるのは明らか。さてどうしようかと悩んでいたところ、友人の投稿が目に入りました。
あまりにもタイムリーな信頼できる友人の投稿に心の中でありがとうーと叫び、simフリーiPhoneに格安通信会社という、たぶんボクひとりでは判断できなかった構成に即決したんです。
APPLE STOREはリアル店舗のお手本
ただ、最後に1点だけどうしても娘に体験して欲しい事がありました。それはAPPLE STOREです。ウチも扱ってるモノは違ってもリアル店舗という点は同じでとても参考になります。
・スタッフの明るい対応含め居心地・雰囲気の良さ
・Appleに関する事ならどんな質問にもほぼパーフェクトに即回答できる引き出しの多さと知識の高さ
もちろんiPhone もマイネオも自宅からネットで契約できます。自宅でsimを刺して親からハイッと渡してもよかったんですが、あのリアル店舗でなければ味わえない雰囲気も含めて体験してもらおうって思ったんです。
洋服も全く同じで、モノとしてはネットで簡単に買えるけれどリアル店舗でなければ味わえない事を伝えたい。そういう意味でAPPLE STOREに学ぶ事はいちいち多いと思うんです。
リアル店舗を持つものとしては、用事はなくても行きたくなる、入ってみたくなるお店を作りたいですね。
スタッフのお兄さんにも拍手して祝福してもらっての開封儀式に本人は大テレでしたけど、恥ずかしくも嬉しいiPhoneデビューとなり思い出に残ったようです。
これでリアル店舗の楽しさが少しでも伝わってくれてたら嬉しいのですが。
これでやれやれ一安心と思った横をふとみると、小5の次女のiPhoneに向けるキラッキラした視線があった事には気づかないふりをした父でした。
あ~、恐わ!
この続き、次女バージョンを書く日がなるべく遠い日に来る事を祈るばかりです。
ではまた。
沖 啓太郎
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