意外と知らない 結婚式のドレスコード~小物編

福山雅治の結婚ニュースにファンの悲鳴が聞こえてきた今日いかがお過ごしでしょうか?
芸能人とは縁もゆかりも、全く何の関係もない住之江区のクレアトールオキ三代目オキケイタロウです。

奇しくも日曜日に友人の結婚パーティーに出席したばかりのボク。アパレル関係の方が多く300人というとってもオシャレで華やかな最高に楽しいパーティーでした。最近はここまで大がかりななものは少なくなりましたね。
ドレスコードの事を書くのに、そういうボクはジャケット、ポケットチーフだけでノーネクタイというパーティーのドレスコード的にはアウトなカジュアルスタイルで参加させていただきましたが(笑)

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本来のドレスコードは・・・

服装規定(ふくそうきてい、英語: dress code)とは、社会の中のさまざまな場所と機会、また行事や催し物、パーティディスコなどの場面で当然、その場面でしかるべきとされる服装のことをいう。周囲への配慮から始まったエチケットである。行事によっては主催者側でフォーマル、インフォーマルなどと指定されることも少なくない。英語の表現をそのまま使ってドレスコードと表現されることもある。

こうした服装の規定は、個人の生活の中では冠婚葬祭において最も顕著に現れてくる。レストラン短パン、ノーネクタイを禁止するのもドレスコードの一種。クルーズ客船の中でも時間帯によって服装を選ぶ必要がある。また国のレベルでは国家元首、その関係者、首相閣僚大使公使軍人などその役職や格式により歓迎の儀礼や晩餐会などでもその都度の服装が細かく規定されている。

背広はフォーマルウェア(礼装)ではなく、ビジネス用の服装である。しかし、日本では略礼装として扱われることが多い。

(Wikipediaより抜粋)

フォーマルな場になればなるほどドレスコードは厳しくなりますが、今の時代の一般の方のパーティーでそれを言う人はまあいない。というか言われる時は相当ひどい場違いだという事です。
以前ご来店のお客様が、結婚式用にインナーとアクセサリーをお求めになった際、
「どの程度のアクセサリーまでOKなの?」と質問をいただいたので今日は、結婚式でのドレスコード~小物編をお届けします。

祝福の気持ちが一番大事。でもドレスコードも大事!

基本のおさらい
・新婦より目立ってはいけません!よく知られていますが「白」「オフホワイト」の衣装は避けましょう。

・「ブラック」はワンピース、スーツともOKですが、間違っても「喪服」に見られないように注意が必要です。
お祝いムードの華やかさを演出できるゴールド、シルバー、や赤、黄色といった原色系のコサージュやアクセサリーをプラスしたり、ラメをあしらったBagなどでゴージャス感を出してくださいね。

・本来は、実は昼と夜ではドレスコードが異なります。相当正式な場面だけなので外交官クラスの方は気にしてください(笑)。

★昼・・・ノースリーブのワンピース、キャミソールドレス等肌を露出するドレスはそのままではNGです。ボレロやショールで肌を隠してくださいね。
また、光沢素材・シースルー素材も避けた方がよいといわれています。
★夜・・・胸元や背中のあいたドレス、光沢のあるサテンのドレスもOKです。手袋をする場合は乾杯までにはずしておくのがマナーです。

と、だいたい基本のドレスコードはこんな感じ。

では、今日の本題へ

アクセサリー

実はアクセサリーも昼と夜でドレスコードが異なります。これも相当堅めのルールです、あくまで一応として読んでください。
★昼・・・ダイヤなどの光物はつけないのが原則です。
お勧めできるものはパール、ゴールド、シルバー、ターコイズ、ガーネット、トパーズといった光りすぎないものです。
★夜・・・新婦より目立たないように配慮したうえで、ダイヤ等、光る素材でゴージャスに演出してください。パールの場合は地味にならないように(弔事のイメージにならないように)デザイン性の高いものや、2連・3連といったロングタイプがお勧めです。

基本はプレーンなパンプスです。原則はヒールがあってオープントゥ(つま先が出ているもの)はNGです。

バッグ

パーティー用の小ぶりなもので光沢感のある素材、ガラスビーズやスパンコールをあしらったフォーマル感を意識したものがGOODです。
使いやすいからと言って、ブランド物でも普段使いのカジュアルバッグはやめてくださいね。
また、最近はあまり言われなくなりましたが、爬虫類や毛皮のものも殺生を連想するのでNGです。

まとめ

以上、意外と知らない結婚式のドレスコード~小物編 をお届けしました。
ここに書いたことはあくまで基本で今となっては堅すぎるくらいのものですが、ドレスコードは言葉と同じで時代とともにどんどん変わっていきます。

たとえば、結婚式のスタイルがホテルの大きな披露宴会場からレストランやゲストハウスのカジュアルウェディングが増えてきていることだったり、招待客も会社関係が減って親戚・友人だけの式が多くなったり。そもそも、披露宴は親戚だけ、あとは2次会というパターンもあったり・・・

セレモニーの形が変われば当然ドレスコードも変わります。
たとえば、最近では「靴の基本はパンプス」と言ったのですが、ミュールとかサンダルでも格式ある場所でなければ、あながちNGとは言えなくなってきました。(でも素足にミュールはヤバいかも!)

本来は新郎新婦に対する愛情と祝福の気持ちが一番大事なので、衣装は二の次かもしれません。
でも礼を尽くすことを表すのがドレスコードでもあるので頭の片隅に置いて、あとは自分らしく着崩すのが今のスタイルかもしれませんね。

最後までお読み頂きありがとうございます。

では今日も上機嫌でいきましょう!


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沖 啓太郎

1966年大阪市生まれ。 大阪市住之江区の加賀屋商店街にあるクレアトールオキの三代目。 アパレルメーカーと小売業と商店街の経験と情報を駆使しながらファッションを通じて心豊かなライフスタイルを提案できる店づくり心がけています。