店の中じゃホントの色わからないですよ!

急に寒くなってきました大阪です、こんにちはオキケイタロウです。
自転車通勤してるので余計に風が冷たいです。

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で、今日から暖房入れました。

ブティックとかセレクトショップの洋服を売ってるお店ってスポットライトを使ってる事が多いので自然に暖房してるようなもんです。なので普通に営業してるだけで結構暖かいんですが、こう一気に寒くなると体がついていかないんで我慢しきれずつけてしまいました。

このスポットライト、LED主流のこの時代にウチのお店は未だにハロゲンランプを使ってるので小さいのに熱量が凄いんです。なのでたくさんつければつけるほど暖かいんですが電気代も結構かかる。夏場とかはもっと大変でハロゲンで熱くなった分もエアコンで冷やすという、アクセルとブレーキを同時に踏んでる感じです(笑)。

今、いろんな業者さんがLEDの提案に来られるんですが、なかなかハロゲンランプに比べると納得した明るさや色が出ないので見送っています。電気代が安くなるのはとっても有難いのですが、暗くなったり商品がよく見えなかったりは妥協できない所なんですね。
やっぱりハロゲンの電球のような暖かさのある光の方が好きなんですよね。。。今のところは。

あ、ボクが店の照明のLED化に必死で電球に詳しくなってるって話はどーでもよかったですね。

って、話が脱線しまくってますが今日の本題は「ホントの色」です。

色って照明にだまされるんです

このあいだ「店で見るのと、家で見るのと商品の色が違うんやけど!」

って言われたんですね。

そうなんです、色は見る場所で見え方が変わるんです。

当たり前ですが商品が場所によって色が変わる事は無いので、なんでこんな事が起こるかといえば、その答えは・・・・・

 

光です!

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明るくて色も割と正確に見えるハロゲンランプ

自然光というように日中の太陽光線のもとで見える色が人間の目に一番自然に映る色なんです。

服屋さんブログなので専門的な話は端折ってできるだけ簡単に書きますね。

一般の蛍光灯では色の演色性(色の豊かさとか再現性とかいわれます)が低くて、感覚的にはやや青みががって見える感じです。蛍光灯の下だと食べ物が美味しくなさそうに見えたり、お肌がくすんで見えたりという経験ないですか?
それ、光の演色性が低いのと色温度が高すぎるのが原因なんです。

かたや、お店のハロゲンランプは演色性は高いのですが色温度が低いので電球色のように若干赤みや黄色が強く感じられると思います。

だから、照明もお店や会社の用途で使い方が全然変わるんですね。ファッション関係のお店やムーディーな飲食店はお肌も食べ物も温かみが感じられて、いい感じに見える電球色の温かみのある色が多いというわけです。

商品の色に悩んだら自然光の下で見るのがお薦め

もしあなたが商品の色の本当の見え方が気になったら、お店のスタッフに「太陽光の下で見せて!」って言ってみてくださいね。嫌がるお店は無いはずですから。
(ショッピングモールなどのインショップでは自然光届かないんで難しいでしょうけどね~)

インショップでも少なくとも店の中と外で見比べてみる価値はあります。
「なんかお店で見るのと違うな~?」と微妙な色味が気になる方はぜひ一度お試しください。

さあいよいよ寒くなってきました、3つの首(首・手首・足首)を暖めて体温もテンションも上げめでいきましょう!

ではまた


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沖 啓太郎

1966年大阪市生まれ。 大阪市住之江区の加賀屋商店街にあるクレアトールオキの三代目。 アパレルメーカーと小売業と商店街の経験と情報を駆使しながらファッションを通じて心豊かなライフスタイルを提案できる店づくり心がけています。