商店街の価値、お店の価値って何?

お花見日和の桜満開の日曜日のおかげで、いいのか悪いのか昼間からブログが書けてますオキケイタロウです。

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来週までもって欲しいですね~、入園式や入学式はきっと絵になりますね!

 

さて、商店街の価値に限らず自分や自分の会社・お店の価値ってなかなか自分では気づきにくいもの。毎日その場所にいて、自分では当たり前になりすぎていてそれが価値だって忘れてるんです。

先日、名古屋から同じエクスマ(エクスペリエンス・マーケティング)を学ぶ先輩塾生の石川さんが訪ねて来られて商店街について色々とお話をしてたんです。その件については石川さんのブログがめっちゃ分かりやすいので是非ご覧ください。

 

SNSと商店街の魅力の共通点は~明日の商店街

そして今日も、その続編としてブログを書いてくれました。

伝わるブログを書くにはタイムマシンやドローンやバーチャルを活用しよう!

「伝わるブログを書くには~」ってタイトルですが、要は今ここにある価値をどうやって見つけるか?って事がわかりやすく書かれてます。食品バイヤーとして全国を飛び回って、地方のシャッター通り商店街が山ほどある厳しい現状もよ~くご存じ。それだけに商店街だけじゃなくウチのような零細小売業にもヒントになるブログです。

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   大阪出張の合間のイッシーと初ミーティングです。
決してとんかつを食べるために立ち寄ってくれた訳ではありません!

 

商店街の価値、お店の価値って何?

商店街の価値は?というか商売してる人の価値は結局嬉しい、楽しいを体験してもらう事。その為に相手の事をどれだけ理解してあげられるかと、相手に既に自分が持ってる価値を繋げられるだけだと思うんです。

お洋服を扱うウチの場合だったら今目の前にいるあなたの好きなテイスト、好きな色、誰とどこでどんな場面でその洋服を着てもらうか?何に悩んでどうして欲しいかを察してあげられる事かなと。いや、偉そうですね、理解しようとする姿勢が大事なんでしょうね。

自分で自分のファッションを自分で選べる人はたくさんいるけれど、「自分の事を分かってくれてる人に選んでほしい人」も意外と多いんです。そういうお客様には相手を思う気持ちが無い限り、いくら商品の話をしても「伝わらない」ものです。

おりしもボクが師匠と仰ぐ短パン社長がtwitterで昨日そう仰せでございました。

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まったくもってその通りです!

自分自身の商店街の思い出を遡っても、たこ焼き・ホルモン焼き・コロッケ・回転焼きのB級買い食いグルメだったり、ホルモン焼きを野良犬に奪われ犬嫌いになった件だったり、お年玉握りしめておもちゃ買いに走った事や、商店街のおっちゃん、おばちゃん達とのかけあいだったり・・・しか思い出せない(笑)

モノ自身の記憶はなくて、嬉しかった、美味しかった、犬が恐かった・・・自分にとってのノスタルジックな思い出ばかりが甦るわけです。

極論すればモノのスペックや値段の説明は要らないんです。もちろんスペックや値段も大事な要素だけれども商品はよくて当たり前、モノのコストパフォーマンス高くて当たり前なんだけど、相手の事を思いやれるかどうか、相手を理解した上でどう喜んでもらうか、いかに楽しんでもらうかという気持ちが伝わるかどうかという事。

何を買うかも大事だけど、誰から買うか?がとっても大事な時代に必要な事。それは相手の事をもっと強く知ること。そして既にある価値をしっかりと伝える事。

商店街も店も売ってる方がお客様の嬉しいや楽しいに気付かずに、モノと値段にしか目がいってない様ではダメダメですね。

まだまだやれる事がいっぱいあることに気付いたミーティングでした。
イッシー、ヒントをたくさんありがとうございました。

さ、きちんと伝わるようにやんぞ!

ではまた。


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沖 啓太郎

1966年大阪市生まれ。 大阪市住之江区の加賀屋商店街にあるクレアトールオキの三代目。 アパレルメーカーと小売業と商店街の経験と情報を駆使しながらファッションを通じて心豊かなライフスタイルを提案できる店づくり心がけています。

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