小さなスタッフに助けてもらうの巻

最近、日曜日ヒマです。あ、ウチじゃなくて商店街の人通りのことです。

そもそも、ウチのブロックは水曜日定休が昔からの暗黙の了解だったはず。ところが気づけば今や約半数のお店が日曜定休になるありさま。

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お隣と向かいが休みなのでキャッチボールくらいできそうな夕刻

休みひとつ取っても纏まらないのがディベロッパー不在の商業施設の難しいところ。そもそもみんなが大将の集まりなので纏まらなくて当然かもしれないですが、せっかく商店街のアーケードがあるんだから盛り上げていきたいものです。

さて、いつものように黒板に向かってた朝一番、親・子・孫の三世代でお店に来ていただいてるI様がお孫ちゃんとお二人でお見えになりました。

Rちゃんとはもう物心ついた頃からのお付き合いで、いつも売り場で遊んで子供の常識を教えてもらっています。

そのRちゃんはお店に来る度ボクの黒板を見てくれていて、今日は絵やらコメントやらを手伝いたいと言ってくれるではないですか!

Rちゃん「いつもどんな事かいてるの~?」

沖 「なんでもいいねん!頭に浮かんだこと!」

R 「そしたら、まず気候の事書いたらええねん!誰でもわかるから!」

だって、やるなおぬし!!

R「それからもうすぐありそうな事も書いたらええねん、花見のこととか!」

ふむふむ、それも頂きます!!

小学校3年で、めちゃ素直です。頭に浮かんだ絵や言葉をすっと書いてくれる。

素直さって大事やなってつくづく思います。

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そもそも黒板を書き始めたのは、自分の分身として店頭でお客様とコミュニケーションを取れるようにするため。店主の代わりに店頭に立つという意味ではいわば道頓堀のくいだおれ人形みたいなもの!(ちょっと違うか?w)

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店主の代わりに店頭に立つのは一緒ですよね?

最近は、リアルのことを黒板に書きSNSで盛り上がり、SNSで盛り上がったことを黒板に書きリアルのお客様との話題にする。

リアル ⇆ 黒板 ⇆ SNS という何と言うか黒板がリアルとソーシャルの窓口的な感じがしてオモシロイです。

内容はさておき、毎日黒板を見て感想をくれる人もいらっしゃいます。リアルにせよソーシャルにせよ少しでも反応してもらえると明日も何かで楽しんでもらおうって気になります。

ということで今日も黒板ネタを探しに商店街を彷徨うのでした。

は〜、ということで今日は黒板1日分助かった〜!!

ではまた。

 


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沖 啓太郎

1966年大阪市生まれ。 大阪市住之江区の加賀屋商店街にあるクレアトールオキの三代目。 アパレルメーカーと小売業と商店街の経験と情報を駆使しながらファッションを通じて心豊かなライフスタイルを提案できる店づくり心がけています。