勝負事は能力や技術よりもアレが大事!

こう見えて高校時代からずーっと軟式野球やってました沖です。ちなみにスポーツは観戦よりプレーヤーでいる方が好きです!

って、このままいくとまた去年のアキレス腱断裂の話を始めそうなんでやめときますね。

春のセンバツ大阪勢同士の決勝戦

さて本日も絶賛営業中の土曜日でしたが、朝から気になる事があってソワソワしてました。

それは昨日雨で順延になった春のセンバツ高校野球の決勝戦。元野球小僧のボク、大阪桐蔭対履正社の大阪勢同士の史上初の決勝が気になって気になって(笑)

今はネットのライブ配信(MBSさんありがとう!)やtwitterがあるので売り場にいてても接客中以外は横目でチラチラ状況は見ることができるのがありがたいです。

サボってるわけではなく情報収集です!(笑)

そして、うまい具合に遅いランチタイムを調整して、8回からの美味しい場面をリアルで見ることができました。

追いつかれてからの大阪桐蔭の集中力が凄かった

8回裏まで0ー3で負けていた履正社高校、好投手徳山君から一気に3点差を追いついたのも4番・5番が一瞬のチャンスをものにした集中攻撃で見事で、さすが大阪代表と思ったら・・・

これで逆に火がついたのが大阪桐蔭打線。9回になって球威、コントロールとも落ちてきた竹田君を見逃しません。と言うかここでスイッチが入ったかのような集中力で文字通り火のついたような集中攻撃で一挙5得点。

序盤の拮抗した試合がウソのような打撃戦の展開になりました。

9回表の大阪桐蔭の攻撃なんかもう勢いが付いて止めようのない流れ、ものすごい雰囲気でした。

「あ〜、流れって怖いな!」

スポーツ経験のある方ならきっと何度か体験したことがあるんじゃないでしょうか?

この「流れ」と言うヤツ。

目に見えない雰囲気や空気感で一度動き出すとなかなか止められない、あの厄介な代物。

レベルの高いチーム同士の今の高校野球では少しでもスキがあるとそこから一気に勢いづき、技術云々よりもこの流れに乗って、流れを自分のものにできた方が勝つ。今日もそんな感じでした。

8回裏に履正社に行きかけた「流れ」を大阪桐蔭がカウンターのように引き戻す精神力があったと言ってしまえばそれまでですが明らかに「流れ」「波」に乗ってました。

流れに乗る為に必要なもの

で、スポーツだけでなくビジネスでもあると思うんですよね「流れ」って。

商品力や販売力はあるのにイマイチうまく回らない人や会社。逆に不思議とあれよあれよと言う間にうまく回る人や会社。

重要なこの「流れに乗る」為に必要なものってなんだろ?と、ふと考えてみたわけです。

能力や才能を磨く努力は当たり前 = 商品力を高めるのは当たり前

それより「今、流れがきてる!」とそれを感じる嗅覚だったり、

チームがいざという時にまとまれる結束力だったり、

「ここまで頑張って登板したアイツの為に」とか思う気持ちだったり・・・

目に見えない流れに乗るためには、目に見えない人に対する想いがきっと大事なんだなとそんな事を思いました。

さてさて、では服屋的に言うと?

商品やトレンドの勉強とかVMDやディスプレイの勉強ももちろん大事だけれど一番学ばないといけないのは、今目の前のお客様にどうやって喜んでもらうか?ですね。

空気はあまり読めないけれど、もっと人の気持ちを察する優しい人になりたいものです。

しかし今の高校野球はレベルが高い!アマチュアであっても意識はプロに近い選手たちだから雑なプレーなんか一つも見えなかったし、高校野球の決勝とはいえ、身体能力も技術もアマチュアの域を超えてるなって感じました。学生らしい初々しさは年々なくなってる気がするけれど(笑)だからこそ高卒ルーキーでもプロ1年目で活躍できるわけですね。

学生らしさはさておき、レベルの高い試合にめっちゃシビれました。

いや〜高校野球っていいですね!

ではまた。


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沖 啓太郎

1966年大阪市生まれ。 大阪市住之江区の加賀屋商店街にあるクレアトールオキの三代目。 アパレルメーカーと小売業と商店街の経験と情報を駆使しながらファッションを通じて心豊かなライフスタイルを提案できる店づくり心がけています。