来年の春夏の展示会で思うこと

いい天気の今日は午前中の店頭仕事を終えて、昼から大阪の本町へ来年の春物商品の展示会へ出かけました。
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以前Facebookで丼池(どぶいけ)ストリートでチェックインして投稿したら、
「ドンイケ?? 変だな~って、思ってました…(汗)」
「ずぅっと「どんぶりいけ」って読んでました(笑)」
とかコメントをもらって大阪も意外と難読地名多くて面白いな~と思いました。
喜連瓜破(きれうりわり)、放出(はなてん)、杭全(くまた)、河堀口(こぼれぐち)、立売堀(いたちぼり)、遠里小野(おりおの)・・・

地元民だからこそ読み書きできる地名って多いですよね。
あ、ボクが小学生の頃、自称難読地名博士だったって話はどーでもよかったですね。

さて、そんな本町界隈での展示会ですが・・・

アパレルの展示会で大事なことは何だと思いますか?

いい商品を見極めること?
自社に見合った商品をセレクトすること?
アイテムバランスを考える事?
予算内、計画通りに発注すること?

それぞれみんな大事なことで全部正解なんですが、ボクがその前に大事にしてる事は

「気を感じる」って事なんです。

あ、チョット引きました?(笑)

非論理的で根拠のない話です。

まず、その会社というか人の雰囲気。アパレル業界は厳しいですけどマイナスオーラでまくりの人からは物を買おうとは思いません。前向きで、元気で、提案のある営業さんと話をしてると何がしかの取っ掛かりやヒントがあります。
プラス発想って大事だなって思います。

次に、大事な商品なんですが今の時代悪い商品と言うものはほぼありません。いい素材にこだわり、デザインにこだわり、パターンにこだわり・・・というか頑張ったアパレルメーカーしか残ってないんじゃないかと思うくらいです。
でも商品はよくて当たり前なんです。というか今の時代、いくら商品がよくてもそれだけでは売れません。商品の素敵さが伝わり、役に立つことが伝わり、この人・このお店から買いたいと思ってもらえない限り売れない時代になってるって事です。

だから、「伝わることが大事!」「伝え続けることが大事!」そんなことを思って商品を選んでるわけです。
売れる売れないではなく、「あなたに勧めたいな~!」という気を出してる商品が必ずどこかにあります。だからボクの発注の基準は「思い込みと勘違い」だって言うといつも笑われるんですが、ほんとにそうです。伝えたい、勧めたいって思い込める商品との出会いが展示会なんだって思います。

そんなこんなで、ボクの気分に振り回される営業の皆さんゴメンナサイ。
最終的に言いたいことは以上です。

 

ついでに(笑)、本日の2社の”雰囲気”

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・同素材セットアップはパンツはやや細め。トップス短め+パンツテーパードのバランスは単純にきれいだと思う。
・プルオーバーのシャツはガウチョでも合うようにスナップボタンでフロントイン風に。
(以上、civilize)

 

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世の中ガウチョパンツばかり、同じものばかり見てると反抗したくなる。ということで
ピックアップしたマキシワンピ、レースのパンツ、麻の2タックイージーパンツ

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デニム、ダンガリーも今シーズンに引き続き多めの展開。スタッズやプリントで遊ぶか
(以上、fre’s cute)

 

では引き続き上機嫌な一日をお過ごしください!

 


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沖 啓太郎

1966年大阪市生まれ。 大阪市住之江区の加賀屋商店街にあるクレアトールオキの三代目。 アパレルメーカーと小売業と商店街の経験と情報を駆使しながらファッションを通じて心豊かなライフスタイルを提案できる店づくり心がけています。