コーディガンって何ですの?

今朝は一段と気温が下がったように感じた大阪です。日中は暑いくらいなのですが、例年より秋が早く進んでる気がします。住之江区のクレアトールオキ三代目オキケイタロウです。

あ、朝が寒く感じるのはボクが包まってるタオルケットを寝てる間にワンコに奪われて寒々しく朝を迎えてるからっていう話はどーでもよかったですね。

どこを見てもコーディガンです

最近はお客様の方から「これはコーディガンですか?」って聞かれるくらいキャリアもミセスもカジュアルもエレガンスも、この秋一気に増えた感じですね、コーディガン。クレアトールオキさんというお店もこんな感じです(笑)
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コーディガン

何でもかんでも新しい名前をつけりゃいいってモンでもないんでしょうが・・・
「コート」+「カーディガン」=「コーディガン」
と呼ばれ、昨年あたりからじわじわと目にすることが多くなって来ました。コートとカーディガンの中間的アイテムで、着丈がある程度長く、だいたい裏地は無いです。軽く羽織れ、早い時期から活躍できる事もありこの秋冬シーズンは特に多く感じます。

だいたいアパレルの言葉の定義なんていい加減なものなので、
「それロングカーディガンでええやん!」とか「フツーにコートだよね!」みたいなものも
「コーディガンです!」ってショップで説明されることもあると思いますが、そんな時はやさしく受け流してあげて下さいね。

話は少し逸れますが、今流行のガウチョパンツの語源も南米の草原地帯パンパスの牧畜に従事するカウボーイの事をガウチョといい、彼らが動きやすいようにゆったりとした七分丈のワイドパンツを履いていたのが由来なんですよ。
昔の流行時にはキュロットって呼んでましたけどね(笑)
そんなモンです。

ボトムは何をあわせる?

これまたトレンドのガウチョパンツやワイドパンツを合わせて・・・と言いたいところですが、身長がそこそこある方はOKです。しかし着丈がやや長めのコーディガンはまずはストレートやテーパードのパンツから合わせて、徐々にボリューム感を上げて丁度良いバランスを見てくださいね。ガウチョで行くなら分量バランス控えめがオススメです。着丈バランスも新鮮に映ると思います。

実は店でディスプレイする時も「これじゃないとダメ!」って決めてるわけではなく、短パン合わせたり、スカート合わせたり、パンツもあれこれ試したり。。。

その中でしっくり来るものを探してるという、結構適当と言えばテキトー、柔軟と言えばジューナンに対応しているのです。だって、同じ体型のお客様なんていないし、気候や気温で考える事や言われる事変わるし・・・(笑)

ボクはファッション(特にファッションビジネス)にはセンスも必要ですが、ある程度スキルの方が重要なんじゃないか思ってます。そしてスキルアップのためには場数、練習が必要なので日々あーでもない、こーでもないと自己満足に向かってあれこれ考えるわけです。

って、最後は独り言みたいになってしまいましたが、そんなこんなで好きな感覚をひとつずつ積み上げて行くのが大事じゃないのかなって思います。

では今日も上機嫌な一日をお過ごしください!

 


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沖 啓太郎

1966年大阪市生まれ。 大阪市住之江区の加賀屋商店街にあるクレアトールオキの三代目。 アパレルメーカーと小売業と商店街の経験と情報を駆使しながらファッションを通じて心豊かなライフスタイルを提案できる店づくり心がけています。