伝えるべき事は目の前の人が嬉しくなること!

今日はクリアランスセールの初日でした。お客様の出足が悪くどうなる事かと思ってたんですがお昼からたくさんの来店をいただいてとっても有難かったです。

なによりニュースレターでアキレス腱断裂の事をネタにした所、あれやこれやとお見舞いの言葉をいただいたり、「アホや~!」といじられたりと店頭でたくさんの話ができました。

あ、ボクがアキレス腱ネタで今年の前半戦を乗り切ろうと思ってる話はどーでもよかったですね。

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アパレル不況は誰のせい?

さて、あるお客様との会話の中で気になった事。

お客様Aさん「何を買っていいかわからへんのよね~」

ボク「好きなもの・気になるものを着ればいいんじゃないですか?服屋さんてそのお手伝いの仕事だから・・・」と言いかけてハッとしたんです。お客様に来店して頂いたら自然と好きなものを見つけれくれるはずだと勝手に思ってたけれど、実は自分では気付いてない人が多いんだと。

「好きなものが伝わってない、気になってるものが目に入ってない!」

アパレル不況って言われますけど

・景気が回復していない

・ファッションへの支出が減ってる

・コモディティ化でどこを見ても同じような商品

・暖冬でコートが売れない。。。云々かんぬん

あ、これ全部業界新聞に書いてあるアパレル不況の言い訳です(笑)。えーと、全部他人のせいです。
お客様のほとんどは売場で買う商品を決めるって言われてるのに、売り場で欲しい気持ちにならってもらってなかった。要はこちらが伝えたい事が全く伝わってないって事。

アパレル不況の原因はこれだけじゃないですけど、売場が不況と言うならその原因はこれでした。

 

怠 慢 !

 

伝える事が全然足りてない事をお客様の口から教えてもらいました。

「伝わってないよー!」って。

変身したい人に、ドキドキワクワクを伝えて、洋服のチカラをもっと感じてもらいたい!

「幅広い層のお客様」なんて存在しない!いま目の前にいる人に喜んでもらおう!

今そんな感じです。

ではまた。

 


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沖 啓太郎

1966年大阪市生まれ。 大阪市住之江区の加賀屋商店街にあるクレアトールオキの三代目。 アパレルメーカーと小売業と商店街の経験と情報を駆使しながらファッションを通じて心豊かなライフスタイルを提案できる店づくり心がけています。

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