ツイードってニットもあるんですか?

朝晩かなり涼しくなってきました大阪です。暑がりの自分ですが、そろそろタオルケットではなく蒲団が欲しくなってきました。住之江区のクレアトールオキ三代目オキケイタロウです。

3連休終わっちゃいましたね~、ボクもゆっくりパソコンと向かい合いながら仕事したり、スマホ片手にSNSで皆さんとコミュニケーションとりながら仕事したり、お昼にたこ焼き食べながら仕事したり。っていつも通りや~ん!という事で連休はいつものごとく通常営業させてもらいました。

商店街で商売してて思う事はまず相談とか質問を受ける事が多いです。ただ服を見るだけなら百貨店やファッションビルやSPAのメーカー直営系のお店に行けば山ほど見られるのに、そこで聞かずにわざわざ地元のお店で聞いてくれるっていうのは嬉しいものです。何か知らんけど(笑)

ツイードってニットもあるんですか?

今日、同世代より少し下くらいのお客様からの質問と言うか、ボソッとそんな事を言われました。

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たまたまニットっぽいジャケットを見られてたからだと思うんですが、ツイードはニットではありません、生地です。

まあ、どーでもいい話なんですが生地とニットの違いっていうのは織機で織られ反物(着物屋さんに置いてある生地を巻いてあるやつをイメージしてください)になるのが生地もの。
1本の糸から紡がれていくのがニットって覚えてくださいね。
たぶん何の役にも立ちませんけど(笑)

ツイード:tweed

解説:ツイードについて

スコットランド産羊毛の、太い紡毛糸を毛染めして手織りにした平織り、綾織の総称。ざっくりとした素朴な味わいのある厚手の紡毛織物。

現在では、太番手の紡毛糸で織った平織り、綾織、杉綾の地厚で丈夫な織物を指す。ブリティッシュトラッドで、スーツ、コート、ジャケットなどカントリー調の服に使われる。

(出典:FASHION PRESS)

紡毛という毛足のある太い糸を紡績した織物で、ボクなんかはヘリンボーンとかタータンチェックの柄のイメージがあります。もともと古くから、紳士物の高級スーツの素材として使われてきた素材でハリスツイード(HARRIS TWEED)などはツイードの高級ブランドとして有名です。メンズだったらトラディショナルなスーツ、レディースだったらシャネルのノーカラージャケットなどが頭に浮かびます。

シャネルのファンシーツイードなどはそれ自体が“シャネルツイード”と呼ばれ、太めの糸を甘く撚って織られていて憎たらしいくらいに優しく優雅な風合いだと思います。

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軽くて暖かいツイード素材のジャケットはカットソーやデニムで着崩すもよし、ジャケットとしてきちんと着こなすもよしのオールラウンドプレイヤーです。素材に存在感があるのでシンプルに着こなしてくださいね。

たまには服屋さんらしい話をしてみました~(笑)

では今日も上機嫌でいきましょう!


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沖 啓太郎

1966年大阪市生まれ。 大阪市住之江区の加賀屋商店街にあるクレアトールオキの三代目。 アパレルメーカーと小売業と商店街の経験と情報を駆使しながらファッションを通じて心豊かなライフスタイルを提案できる店づくり心がけています。

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