毎日ライブが聴けるバーが大阪ミナミの道頓堀にあります

セラバー ケントというお店

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大阪の道頓堀のほとり、御堂筋の1本西側にセラバーケントがあります。

ボクの大学時代の友人が経営しています。

今日も三連休で帰省していた大学時代の旧友と来ました。

この店はバーですが毎晩ライブをしているんです。クラシック、ジャズ、ヴォーカル、日替わりで色んなジャンルのアーティストが毎夜生演奏してくれます。

マスターのノボル君は大学の同期なのでかれこれ25年のお付き合いで、親からこの店を受け継いだ二代目経営者です。最初からこのスタイルではなく、ラウンジスタイルだった店を紆余曲折、四苦八苦の末にバーにし、そして今のライブハウスバー(そんなカテゴリーがあるかどうか知りませんが)のスタイルで、生演奏の音楽とお酒の両方楽しめるバーとして人気のお店になりました。

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初めて目の前で聞くトロンボーンの迫力に圧倒

 

今しか体験できないライブに価値がある

昨日もトロンボーンとピアノのセッションを聴きながらバーボンロックをいただくと言う、なんだかとってもオトナないい雰囲気で楽しませてもらいました。

日ごろはほぼJ-popオンリーなボクですが、目の前でプロのトロンボーン聞かせてもらったらそりゃしびれますよ!しかも1曲目が懐かしくも大好きなビリージョエルの「HONESTY」、ちょっと、いやかなり感動しました。

ライブハウスほど大きくもなく、バーという空間の中で聴くライブ。ジャジーな曲もインプロビゼーションでそのときの雰囲気で演奏されると言われてました、だから何というかお仕着せっぽくなく場の雰囲気に合って耳ざわりが心地よいんでしょうね。

古い友人がいて、ライブの音楽を聴きながら、ゆっくりお酒も楽しむ。一杯のウィスキーにお金を払ってるんじゃなくて、店も音楽も人も含めてそのライブな「場」に価値があるっていう事なんですね。

そして出会いもある

聞けばトロンボーンの矢巻正輝さんは大阪交響楽団の奏者でピアノの梅田望実さんと息ぴったりのメチャ素敵なセッションでした。

しかもライブ前後は一緒のカウンターにいるので、お話させてもらったら出身大学が同じ区内の大学で、今は先生もされています。なんと加賀屋商店街のことも有名なホルモン焼きや満月ポンの事もよくご存知という偶然。ホント世の中狭いです、そんなローカルネタで盛り上がりました。

いつか矢巻さんや生徒さんに商店街で演奏してもらう妄想を抱きつつ(笑)商店街も含め町おこしできたらいいななんて事を思いました。

帰り際、ノボル君に偉そうにも
「自営業なんやからもっとSNSで発信せなあかんで!」って言ったんです。

そしたら「この店がフェイスブックやからええねん!」と名言(迷言)吐かれました。(笑)

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マスターのノボル君

確かにフェイスブック並みのアナログコミュニティが出来上がってるセラバーケント、ミュージシャン・アーティストの方々とコンパクトな距離感で飲めるお店です。大阪ミナミへお越しの際は是非立ち寄られてみてはいかがでしょう?

ボクの紹介だと言えば、マスターの笑顔20%増量サービスが受けれるそうです。
あ、いらんか!

セラバーケントのサイトはこちらからどうぞ!

ではでは、連休明けも上機嫌でいきましょう!


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沖 啓太郎

1966年大阪市生まれ。 大阪市住之江区の加賀屋商店街にあるクレアトールオキの三代目。 アパレルメーカーと小売業と商店街の経験と情報を駆使しながらファッションを通じて心豊かなライフスタイルを提案できる店づくり心がけています。