プロセスと結果どっちが大事かというと

大阪市の南のはずれ住之江区の加賀屋商店街で服屋の三代目してます沖啓太郎です。

昔、お客様との関係性とかすっ飛ばして大手企業の数字の論理で営業計画とか仕入計画とか立ててる人がいました。目標管理ってやつです、自分の目標達成が何より優先。そりゃその目標達成がボーナスに反映するんだからそれなりに必死です。でも、それ自分だけの為なんで、相手の気持ちや状況とかは二の次三の次なわけです。

で、目標達成したら「よしよし、自分は頑張った!」目標未達なら「まだまだ自分はやるよ!」とまたあれやこれやと策を講じるわけですけど、それはとにもかくにも自分の為だけに頑張るわけです。自分、自分、自分・・・自分だけ。

そこに相手の存在や気持ちに寄り添う事はほとんど頭の中に無いわけです。目標にした数字に向かって一直線!の時代だったし、お互いに経済が成長するという前提だからそれでも許されたのかもしれません。いや、それでもあかんやろ!

あ、これボクの話です(笑)

経済成長が終わり、デフレになって実家に戻り零細企業なのにそんな手法ですからね、当然のごとく上手くいくわけございません。

時代変わって、

とりあえず売上目標、客単価目標といったこちら都合の目標は止める事にしました。いちおう服屋として経営する上での最低限の数字管理になればいいなと思います。

売上の前に、お客様や友人のゆるい関係性の中で、喜んでもらったりクスッと笑ってもらったり、その上で役に立てる事を考える。

「売上は後からついてくる」

ってホントにその通りだと思う。ついてこない時は。。。またその時考えればいいんだから(笑)

売上っていう結果から物事を考えすぎて、そこにあるお客様との関係性だったり、役に立ったりというプロセスをすっかり忘れてしまってたんですね。

ボランティアではいけないけれど、売上に直結しなくても役に立つ仕事をするというプロセス大事にしようと思います。

でも「利他的に行動する」って頭では分かっててもなかなかできないんですけどね。

 

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先日、藤村先生のツイートを見ててそんな事を改めてそんな事を思ったのでした。

さ、今日もがんばろ!ではまた。


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沖 啓太郎

1966年大阪市生まれ。 大阪市住之江区の加賀屋商店街にあるクレアトールオキの三代目。 アパレルメーカーと小売業と商店街の経験と情報を駆使しながらファッションを通じて心豊かなライフスタイルを提案できる店づくり心がけています。