年始にだけ立てる大きな目標より目の前の小さな目標を丁寧にクリアする方が大事

お正月三が日も終わり、そろそろ通常復帰されてる方も多いようですね。商店街もゆっくりスタートでウチも仕事始めは5日からです。

因縁?(笑)の1月3日、そう昨年の今日はアキレス腱を断裂して全治3ヶ月以上の診断をもらった日。去年の今頃は・・・

どうやって仕事しよう?
3月までのスケジュールどうしよう?
と途方に暮れていたことを思い出します。

フツーの日常生活に戻るのに約3ヶ月、ジョグとか軽いスポーツ復帰するのに約半年、そして年齢的なこともあり1年経っても未だに100%の状態に戻らない(笑)

そんな中、今年もまた凝りもせずPTAソフト部の初練習に参加してメンバーの心配そうな視線の中、無事に怪我なく練習を終えてきましたクレアトール オキ沖啓太郎です。

あ、加齢による腰痛があるのはこの際無視しといてくださいね。

去年大怪我をした因縁の場所から撮影

去年大怪我をした因縁の場所から撮影

ところで年始に今年の目標って立てられました?

さてさて、仕事始めを迎えるに当たって今年の目標は?って話です。

昔、サラリーマン上がりで店に戻ってきた時はそれはそれは大企業病にかかったままだったので何でも数字に落とし込んで計画立ててました。

売上・粗利・在庫・客数・・・口ではお客様のためとか言いながら見てるのは己のための数字ばかり。はい、アカンやつです。

結果の数字ばかりこねくり回して、翌年の目標数値にしてまた屁理屈を並べるという最悪のパターンを繰り返してました。

その数字の手前を見ろよ!ってことです。

お客様がどこへ行って、誰と一緒で、何を食べて、何に心惹かれて、何に喜んでるかをもっと知りたい。

だから最近というかここ1、2年は年始としての目標計画立ててないんです。というか立てられなくなってきてます。とにかく世の中の変化のスピードが速くて激しいので数値目標とか役に立たないほどブレブレなものであんまり意味がない。

なので最近は月単位とかイベント単位とか、より小さな目標を立てるようにしてます。それも売上目標やめました。売上じゃなくて来店人数だったり、来店回数だったり、滞在時間だったり(測りにくいですけど(笑))お客様とのコミュニケーションの量を目標にするようにしてます。お客様の事もっと知りたいし、いろんな高さのハードルがたくさんあって、たくさん飛んで達成できる方が楽しいような気がするでしょ?

目標は目の前の人の為にすると小さくたくさんできる気がする

で、ちょっと気付いたことがあって、目標計画ってジコチューで考えると大きな数字になりやすく、目の前の人のためにって考えると、数字じゃなくなる気がするんです、ボクの場合。

だから大きな目標を立てるより目の間の人が喜んでくれる小さな役に立つことを積み重ねていく!そんな数字にならない目標を丁寧に積んでいく、そんな1年にしたいなと思うわけです。

でも喜びを積むのはいいですが厳しい時代なんで商売が「詰んで」しまわないように気をつけなきゃですね(笑)

さ、今年も楽しみながらがんばりたいと思います!ウオーミングアップ期間中に思ったのはだいたいそんな事でした。

ではまた。


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沖 啓太郎

1966年大阪市生まれ。 大阪市住之江区の加賀屋商店街にあるクレアトールオキの三代目。 アパレルメーカーと小売業と商店街の経験と情報を駆使しながらファッションを通じて心豊かなライフスタイルを提案できる店づくり心がけています。