2017年の成人式を見て思い出す30年前
今年の新成人は123万人らしいです。ちょうど我が住之江区の人口と同じくらいです。
って話はたぶん何の役にも立たなかったですね(笑)
今日が成人式という感覚がなくなったのはセレモニーの会場が近所の住之江区民ホールから10kmほど離れた南港の咲洲庁舎に変わったせい。そして商店街で晴れ着を見る事がほとんどなくなりました。リアルに振袖や初々しいスーツ姿が見えないと成人式気分も盛り上がりませんね。
住之江区のクレアトール オキ沖啓太郎です。
ボクが成人式に出席しなかった理由
その昔30年も前のことですが、ボクは成人式に出席しませんでした。
当時大学生のボクは大阪梅田のエスト1にある服屋さんで週に何回か?いや毎日のようにアルバイトしていました。今のようにハッピーマンデーなどない当時の成人式は1/15固定の祝日。そしてターミナルにあるアパレル店舗の1月の祝日といえば思いっきりセールの書き入れ時なのです。
店長からの「出てくれる?」に二つ返事で一生に一度の成人式を欠席しました(笑)。
あ、特に後悔はしてません。当時の自分にとっては「バイト>成人式」要するに金!だっただけのことで(笑)
そんな1987年といえば
ボディコン・ワンレンというバブル期真っ只中で
日産Be-1が発売され
おニャン子クラブが解散し
江川卓が引退し
国鉄がJRになり
村上春樹のノルウェイの森が出版され
BOOWYの「Marionette」やTHE BLUE HEARTSの「リンダリンダ」にノリノリになり
シャロン・ストーンの危険な情事にドキドキし
「マルサ」や「朝シャン」や「サラダ記念日」が流行語大賞になる
そんな年がボクが成人式を迎える年の出来事でした。
そして時代は1980年代後半のバブル期、梅田(大阪駅)界隈はエスト1だけでなくお隣のHEP FIVE(当時は阪急ファイブ)やナビオ阪急のようなファッションビルだけでなく阪急や大丸の百貨店、ウメチカや阪急三番街の地下街までセール時期の土日・祝日になるとそれはもうお客様が途切れる事がないくらい忙しかったんです。
セール初日などは開店と同時にゴーーーッと地響きが聞こえます。そして西宮戎の開門神事・福男選びの映像の様な光景が見られるわけです。大袈裟でなくマジでほんとの話です。
バブル景気って本当にすごかったんですよ!起こってる事のすべてにものすごいエネルギーを感じてました。
自分たちが社会人になったら一体どんな世の中になるんだろう?
こんな勢いの中で生きて行くんや~と漠然と不安を感じてました。そして、バブルは弾けました。。。
今日、二十歳を迎える人たちの2.5倍も生きてきたわけですが、今の二十歳の人たちは自分たちに比べて考え方もしっかりしてるし頭もいい。喋ってても頼もしい二十歳がたくさんいます。そして何よりあと5年もすると長女が成人式かと思うといい意味でも悪い意味でもぞっとします(笑)。
若者を応援する歳になってきたんや!とやっと自覚が出てきた2017年、成人式のニュースを見て思うのはそんなことでした。
最近、一回り以上年下の人たちと話をする事が多いのですが、本当にしっかりしててたくさん刺激を受けます。
今日成人式を迎えた皆さんとどこかで絡むこともあると思います。同じオトナとして恥ずかしくない様に一緒に楽しめたらいいなと思います。
育った環境も意見も全く違うけど、さらに下のボクの娘たちの世代にも憧れられるような楽しいオトナにみんなでなりたいものです。
一つ心配事といえば・・・
友達の娘さんの晴れ着姿の投稿でウルッときてる様なら自分の娘の時はいったいどーなるのーーーーー!(笑)
本日は以上です。
ではまた。
沖 啓太郎
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