SNSファーストとリベラルアーツ〜考え方のモノサシを変えなきゃ!

先日の秋篠宮家の眞子さまの爽やかな婚約会見の翌日、考えてみればウチの長女と眞子さまは10歳くらいしか変わらないのかと妙な感慨にふけりました。
あ、ウチの娘がわんぱくで逞しく育ってる話はどーでも良かったですね。
なるべくリアルタイムで書くつもりのブログが気付けばあっというまに1週間!ちょっと色々考えなければいけません。
さてブログの方は先週のエクスマ塾生限定のセミナー、エレメントナイト。最新のマーケティングを学びに堺のハワイアンカフェ、アロハスへ行ってきました。ウソです!正確に言うと「学びに」ではなく「藤村先生の醸し出す空気感に触れていたい」が一番近い感覚のような気がします(笑)
何がいいって藤村先生との距離感が近い!しかもこの日は12人という少人数かぶりつきで濃い話を聞けるのが嬉しいじゃありませんか!
学びに行ったつもりでもその時は分かったつもりで実は分からず、後で、それもだいぶ経ってから腑に落ちることが多いもんです。
エクスマ塾生になって約3年、あの時の言葉が今ようやく・・・というのはよくある話です。
って、オソーーーー!恐竜かよ!(笑)
なにしろこの2、3年時代のスピードはさらに速すぎてついて行くのに必死。だからこそ、事あるたびにアップデートのデータに触れてないと最新型の自分にはならない訳です。
正しさの物差しは変わる、
さて、正しいとかいいとかいうじゃん!そういった価値の物差しは時代によって変わるんだよ!藤村先生はそんな話をされました。
例えばビートルズはその当時、不良の音楽だった。それを聞いてると大人から眉をひそめられ、咎められた音楽。
でもそれが今どうなったかといえば、英語や音楽の教科書に載るまでになっている。教科書ということはみんなのお手本ですよね?不良の音楽からお手本になるまで数十年。ヒットしたから、ブームになったからという事ではなく、後になって時代が認めたということ。
その時、その時代の物差しに合わなかっただけで時代が後から付いてきたパターンです。たかだか数十年で価値観はあっという間にすぐ変わるということだし、そのスピードはもはやビートルズの時代の比ではなく、今まで数十年かかった変化がおそらく1年とか2年とかひょっとしたら数ヶ月で変わってる事は誰もが薄々感じてること。
さてそんなビートルズの中で起こった(であろう)ポールマッカートニーとジョンレノンの天才同士の確執、
人気が出てきて、商業主義になることを受け入れるポール「売れてるし、みんなが喜んでくれるテルからいいじゃん!」と
方や、「俺たちがやらなければならない音楽はそうじゃないんだ!」といつまでも反体制、カウンターカルチャーで自分の音楽スタイルを守りたいジョン。
そんなジョンレノンの苦悩がHELP!になったのでは?という話がリアリティがありとても興味深かったです。
また、昔は奴隷制度は正しかったというお話もありました。いい悪いではなくその時代はそういうモノサシだったってこと。
アパレルの世界でも安い賃金を求めて発展途上国での生産花盛りですが、不当労働や子供の労働なんかは今の時代の形を変えた奴隷制度と言えるかもしれないですね。
そう何が言いたいかというと、自分たちのモノサシ・スケール・考え方の方向を変えなきゃなということなんです。
SNSファーストでなければ滅びる!
心にとまったもう一つが『SNSファースト』という言葉。
文字どおりSNSの優先順位を上げて仕事をするということ、なぜかというともうすでにSNSの消費がGDPに影響を及ぼすようになってきているかららしい。
実際、藤村先生も販促物主体だった塾をSNSのチカラを感じ始められた時期に一旦やめてしまわれれました。
ポールマッカートニーのように「人気があるのにどうして止めるの?」ということも言われたそうです。
それは藤村先生もジョンレノンと同じく、反体制・カウンターカルチャーでいたい!と思われてたから。
子供相談室の事例で「なぜ恐竜は滅亡して恐竜から進化した鳥類は生き残ったのか?」の話は何度聞いても面白い。
大きい事にもいい理由があり、強さや大きさで小さいもの弱いものを駆逐できてた弱肉強食の時はよかった。
でも環境が変わり、食料が少なくなり多くを食べねばならない巨体は維持できなくなりやがては滅亡し、逆に、恐竜から進化した鳥類は、小さい体で、少ない食料で、遠くまで飛べる翼を持ち生き延びていったという事実。
昔、大企業いま零細企業の自分の姿そのままに映ります。
昔は大企業の方が生産性が高かったし、いまでもそう信じてる人が多い。そういう自分もサラリーマンやめてからつい最近までそう思ってたくらい。
だから、できもしない大企業の真似事したりして自分で苦しんでたりしてたわけで(笑)
でも今はスマホとSNSとクラウドがあれば大企業と同じ、いやそれ以上の生産性でもって仕事ができるしスケールメリットを追う必要がなくなった。
つまり大きな企業は食い扶持が多い分維持が大変になり、逆に個人企業は生産性が高くなった。いつの間にか小さい企業の方がいい事の方が多くなってる。
大阪の場末の商店街にある個人経営の服屋でも、ほとんどタダみたいなコストで繋がってる人とコミュニケーションできてしまうんだから。これ5年前には全くできてなかった事だと思うとスマホとSNSとクラウドに本当に感謝ですね。
個人が個性を出して繋がりのある人たちに毎日発信してコミュニケーションできるのに、大企業がお金をかけてマスに垂れ流す広告はどんどんリアリティーがなくなってきてるのは肌で感じるところです。
SNSファーストで表現者になる
SNSを使えば誰もがアーティストになれる=表現者になる!藤村先生はそう言われました。
難しい事ではなく、自分の価値・感性・思想・哲学を表現する事がアートなんだと。アートというのは特別な事じゃなく発信する自体がアートなんだと。そう言われるとハードルが下がる気がしますね。
さらには教養、リベラルアーツ(Liberal Arts)という言葉は人が自由になるための技術という意味。
もう会社の大きさや売上拡大を追わず、自分自身の好きな自分らしい仕事を発信する事に集中すること、もっとSNSの優先順位を上げるという意味を真剣に受け止めて実行したいなと、今そんな感じです。
とりあえず、リベラルアーツを高めるために今日は読書します!
559-0017
大阪市住之江区中加賀屋2-5-15
沖 啓太郎
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