入りやすい店より入りたくなる店を作ろう~藤井雅範さんのメッセージ@ファッションワールド東京

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さて、昨日のブログの続き、東京ビッグサイトで行われているファッションワールド東京というアパレル業界の巨大展示会で行われた藤井雅範さんの講演をレポします。

今日は真面目ですよ!(笑)
講演タイトルは
「今こそVMDで伝えよう!リアル店舗の価値とは?」

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アパレル関係者、特に消費者に直接対面するボク達小売業はVMDはとっても気になります。
藤井さんのブログは必読ですよ!)

人は初めて会って1秒でその人の印象を決めてしまうとも言われますから。見かけはとっても大事なんです。

そもそもVMD(ヴィジュアルマーチャンダイジング)って何?

アパレル業界にとってVMDの技術というのはただディスプレイして見せるだけじゃなく、藤井さんの言葉を借りれば、

「視覚をメインとした五感を使って伝えること」

その元にあるのは大手ならではの数字の論理に屈してしまった藤井さん自身の苦い体験からたどり着いた結論は、

1.人は理論で物を買わない、感情で物を買う

2.お店には人・物・器・サービスの一貫性がなければ伝わない

ということ。「好き」と思う感情にデータや根拠を求められ、それらを数値化して体系化しようとした大手アパレルの落とし穴にハマった話はギクリとしました。

なぜかというと自分自身もアパレルメーカーから実家の小売業に戻った時に同じ手法を取ろうとしてたから。まあ数字に弱いボクの場合は秒殺で頓挫したから良かったんですけどね(笑)。

そして、二つ目のお店の一貫性についてもさらにギクリ!!

一貫性を一言で言うならお店の「世界観」を統一しようねってこと。今のボクのお店は好きなモノのセレクトはしてても世界観はバラバラ。。。

はい、VMD以前にここから見直し・やり直しのようです(笑)

 

そして、ざっくりまとめると今日のお話は大きくは2つ。ちょっと専門用語が多いです、ごめんなさい。

VMDもマーケティングの基本に置き換える

伝わるマーケティングの基本

「誰に」

「何を」

「どのように伝えて」

「どうして欲しいのか」

リアル店舗なら例えば、第1段階

「店前を流動してくるお客さまに」

「ファサード(店の入口)に飾ったワンピースを」

「目に留まるように原色カラーでディスプレイして」

「店内に入店して商品に触れてほしい」

 

第2段階、

「その店内に入店してもらったお客さまに」

・・・(中略)・・・「ご試着して欲しい」

とか、以下同じように、それぞれのレイアウトやポジションで小さくシナリオを描くくせをつけ繰りかえす事が伝わるVMDの基本のようです。

「とりあえずやってみる、ダメだったら変えればいいんだから!」

やっぱりこの精神が大事ですね。

 

入りやすい店より入りたくなる店づくりを!

ふたつ目は
資本力だけに頼らないヒントとして

情緒で伝えること!

入りやすい店より入りたくなる店づくりをすること。

事例に出たニューヨークで藤井さんがカットしてもらったお店は年代物のチェアーが2台だけの誰がどう見ても小さなバーバー。

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(藤井さんのブログより勝手にお借りしました)

その後ろを通り抜け扉を開けると。。。

オシャレなBARがあるお店。

(詳細は藤井さんのこちらのブログをぜひ読んでください。)

 

また、別のあるお店、パッと見はどう見てもカフェ。でも同様に扉の向こうはスニーカーを売ってるお店。

分かりやすい、入りやすいお店ではないけれど、SNSでシェアしたくなる、知り合いを連れていきたくなる「入りたくなるお店」

どうなってるのか知りたくなる気持ち、何があるのかワクワクする気持ちを増幅させる魅力ある店。

今回のお話を聴かせてもらって、自分の店づくりの方向がなんだか見えたような気がしました。「自分がワクワクするように好きにしたらいいんだって。そしてそれを発信すればいいんだと」

そして、なんといっても今の時代にはSNSがあるじゃないですか!

マスコミや広告に頼らなくても自分で発信ができる。

セミナーの後、皆さんを誘ってまさにそれを体現してるお店に行ってきたんです。

「個」を出して、SNSで発信して、行った人が紹介したくなるお店。

じゃーん、それがココ

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本家みつをさんを凌駕する心をわしづかみにする黒板

ソーシャル上で魅力ある人はリアルでも会いたくなる!kiso barの木曽信介さんはまさにそんな人でした。

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ソーシャルで起こってる事がリアル店舗でも起こる!

そんな事を確信した充実度300%の東京出張でした。

それにしてもアポなしなのに当日の一言で1日お付き合いしてもらった皆さんにスペシャルサンクスです。ホントにありがとうございました。

 

よければ是非すてきな皆さんのブログ読んでみてください↓↓↓↓↓↓↓↓

・エクスマ伝説のあの「ニコルのサイトウくん」マルイメン新宿ニコルクラブフォーメン店長、齋藤洋紀さん(ブログ)

・珈琲豆・陶器・洋服熊谷のセレクトショップ【Riyon】のミワさん
Miwako Suwaさん(ブログ)

・ハマのかずーみこと、くりにーんぐ あさの代表
麻野かずみさん(ブログ)

皆さんありがとうございました!

 

 

さ、明日からもやんぞ!

ではまた。


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沖 啓太郎

1966年大阪市生まれ。 大阪市住之江区の加賀屋商店街にあるクレアトールオキの三代目。 アパレルメーカーと小売業と商店街の経験と情報を駆使しながらファッションを通じて心豊かなライフスタイルを提案できる店づくり心がけています。

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