幼馴染のタツジくんの計画に乗る事になりました

2月は冬物のセールもひと段落して春物を本格的に展開するまでの比較的ヒマな月です。実は昨日の定休日と今日を臨時休業にしてスタッフに日頃の慰労と感謝を込めて温泉旅行に行ってもらってます。

ボクはまだ移動が困難なので大事をとって留守番です。ウチの母も含め、日頃の主婦業からちょっとでも解放され、わずか1泊2日ですが特に観光とかのオプションも入れず、ひたすら温泉と美味しいモノでゆっくりしてもらえたらいいなと思います。

すみのえシャベリバに参加してきました

さてそんな定休日、夜7:00から区役所に出かけました。

そこで行われているのが【すみのえシャベリバ】

ボクの住む大阪市住之江区に縁もゆかりもある人たちが、世代も立場も超えて「まちづくり」「まちおこし」というと大げさですが、「住之江区を元気にしていこうや~!」というノリのいわばゆるくて大きな井戸端会議みたいなもののようです。

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昨日の様子はこちらのブログをどうぞ(丸投げですが)

なんで突然そこに参加したかというと・・・アイツが来いというから(笑)

アイツとは加賀屋にあるtransit-Vという美容室のオーナースタイリストでボクの小学校からの幼馴染のタツジくん。そして彼もまた商店街の果物屋さんの息子なんですけど、二男なんで自分の道を走って来たとにかく熱い、若干熱すぎる男です。ちなみに顔は俳優の大森南朋似のイケメン美容師です。

26th_Tokyo_International_Film_Festival_Nao_Ōmori

 

もともと大阪ミナミのアメリカ村で美容室をやってたんですが数年間に地元、加賀屋に帰ってきました。人徳のある彼のお客様は、大手プロダクションの○○社長、作家の○○さん、あのヒット曲を歌ってた○○さんなど、(了承を得てないので書けませんが)

「え、なんでそんな人がミナミならいざ知らず、今でもわざわざこんな辺鄙なところまで来るの?」というのはタツジくんの魅力に他ならないんだと思います。

彼も商店街の商売人の息子、地元に帰って来た時に商店街の寂れ方や地元の衰退をひしひしと感じるひとりでした。ボクが髪を切りに行くたびそんな話をしながら、そして人知れず町おこしの構想を練ってたようです。

去年くらいから、ふたりで色んな妄想を話してたのがいつの間にか彼の広い人脈のおかげで賛同者がめっちゃ増えてると言うじゃありませんか。やる事もプランも具体的なモノは何も無いのに彼の熱い思いと勢いだけで人が集まり、とりあえず動くことになったんです。

で、そんな彼がデジタルは苦手、SNSは無縁なのでボクに手伝ってくれ!と、どうやらボクがデジタルやソーシャルに詳しいと大きな勘違いをしてるようです。が、そこは幼馴染のタツジクンの頼みです。

「良く分からんけど面白そうなのでまあいいか~!」って感じで強制参加となりました。

その第一歩をともかく知ってもらおうと「すみのえシャベリバ」でのプレゼンに参加した次第です。

まちおこしプロジェクト『住之江 キン肉化計画』

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メンバーの一人が作ってくれたパンフ『住之江キン肉化計画』
当日初めて知ったのはナイショです(きずなステーションのブログから写真拝借しました)

知っていましたか?

セレッソ大阪の寮が住之江にある事を!

マンガ『きん肉マン』の作者ゆでたまご先生が住之江区出身だという事を!

北加賀屋ににアーティスト達が集結している事を!

 

住之江区にすでに「ある」ものから街を元気にしていきたい!そんな想いからこのプロジェクトはスタートしました。

 

もうすでに「ある」ものが価値だというのは、町おこしもビジネスも同じことじゃないかって思うんです。隣の芝生は青く見えても、自分のところに無いモノはすぐぼろが出るし続かない。今ある価値をもっと伝えて、人が繋がって地元が賑わえばいいなと思ってます。

きん肉マンの銅像立てて「きん肉マンロード」作りたいです!っていう妄想に区長さんも「いいですね~!」と返してくれる、そんなノリのいいシャベリバでした。

できるできないはさておき、とりあえず楽しそうなプロジェクト、タツジくんにガッツリ協力する事になりそうです。

また進展ある時にご報告いたします。

ではまた。

 


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沖 啓太郎

1966年大阪市生まれ。 大阪市住之江区の加賀屋商店街にあるクレアトールオキの三代目。 アパレルメーカーと小売業と商店街の経験と情報を駆使しながらファッションを通じて心豊かなライフスタイルを提案できる店づくり心がけています。