「誰に頼むかが先、何を頼むかは後」本当にそんな時代になってきた

店に居ると毎日のようににかかってくる電話。今はそのほとんどがロクなもんじゃないです!

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古ーっ!そして長渕ワカーーー!

欲しい情報は知り合いから探したほうが早く辿り着く

ウチは服屋さんなので新規のアパレルメーカーさんがウチのような小売店に営業の電話をかけてきます。でも少なくともアプローチするならせめて店の雰囲気や入ってるブランドくらいはリサーチしておいて欲しいんです。

行き当たりばったりで商談するとお互いに無駄な時間を使うことになるので、やっぱりお互いに情報を発信しておくのって今の時代大切だなと思います。

確かにファッションのお店は属人的な要素が強いので、どこに接点があるか分からない部分も確かにありますが、これも限度があります(笑)

「やっぱりアパレルはアホやから・・」と言われない為にも事前リサーチ大事です!

でも、もっとアホなのは数撃ちゃ当たる的な散弾銃商法の電話営業の人たち。

5年前なら「ひょっとしてこれも何かの情報になるかも知れない!」と話くらい聞いたかもしれません。

時代は変わりました。

突然かかってくる、どこの誰とも分からない人から情報を得る理由はほぼ無いでしょ。だってスマホがあれば表面的な情報や知識はすぐ手に入るし、詳しく知りたければ信頼する人にもすぐ聞けるんだから。

簡単にアクセスできる現代人の貴重な時間を奪わないでいただきたいものです。

だってそんな電話を取ってしまったら・・・

・7年前以前のエアコンをお使いでしたら電気代が劇的に下がります・・・

→(すいません、3年前に変えました!)

・LEDでコスト削減のお手伝いをさせて・・・

→(すいません、2年前に変えました!)

・おたくの地域で電話回線がやっと変わる事になって、電話料金が安くなります・・・

→(いやいや、そんなん頼んでないし!)

・ホームページを無料で作成するキャンペーンを・・・

→(電話で集客すなーーー!ウェブでしろーーー!)

 

とまあ、どんな名簿を持ってテレアポを取ろうとしてるのか知りませんが、一言言いたいのは

「アンタら、店見たことあるんかーい!(怒)」

あ、心の声です。

先方はお仕事でしょうが、もはや迷惑電話以外の何者でもないです。

5年前なら、「ひょっとしてこれも何かの情報になるかも知れない!」と少しくらいなら話を聞いたかもしれません。

でもこの情報の多すぎる時代に生きる現代人の貴重な時間を奪わないでいただきたいものです。

それも不思議と忙しい時に限ってかかってくるのがこのイラッと系電話。小売店という性質上、一般消費者のお客様からの連絡を頂くのでまだ固定電話は無くせないんですが、それ以外では正直もういらないですね、電話!

「誰に頼むかが先、何を頼むかは後」ホントにそんな時代になってきた!

話がだいぶ逸れたので戻します。

この定休日に、町の電気屋さんビジョン北川さんに来て頂いて店の安定器の壊れた照明4基の交換工事してもらいました。

実はウチのお店の照明は約2年前にハロゲンランプをLED化しまして、電気代を6〜7割削減することができました。ハロゲンの灯りは好きだし洋服屋にはなくてはならない照明ですが、いかんせん消費電力が大きすぎて電気代がバカにならない。

その当時は懸案だった家賃並みの電気代を削減できてホッとしました。

が、その仕事を依頼したのは飛び込み営業で来た会社。たまたまタイミングは良かったけれど、相手の会社の事を調べたり、LEDのことを自分なりに勉強したりとそんな事にも時間を割いてました。今考えればその時間こそがムダ。

しかし、今回はそんな心配は全くなかったんです。なぜなら今回は以前から困った時に相談させてもらってた北川さんに仕事をお願いしようと既に決まってました。

知り合いになってから何度かお金にならないボクの相談に真摯に答えてもらってたり、友人たちの所での仕事ぶりはSNSを通じて十分伝わっていたから。

なので前回LED化しなかった照明器具の寿命がきた時には、北川さんに確認するだけでした。

「誰に」頼むかは既に先に決まっていて、

「何を」頼むかが後から出てきたと言うパターン。

「誰に仕事をしてもらうか?」というのはホントに大事で、ここまで安心感があるかと思ったわけです。

エクスマ(エクスペリエンスマーケティング)の藤村正宏先生が「知らない人からモノは買わない時代になるよ」と仰ったのは確か3年ほど前。当時は本当にそんな事になるのかな?と思ってた事が実際に我が身でホントにどんどん起こってきてます。

「どうせならあの人に頼もう!」そんな風に思ってもらえる仕事したいですね。

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親子で同じ仕事ができるというのもいいですね!

北川さんとお父さんの絶妙なコンビネーションで所要時間僅か1時間で終了して貰い助かりました。そして親子で一緒に仕事されてる姿は三代目経営者のボクにはなぜかとても美しく映りました。

 

クレアトール オキ

559-0017 大阪市住之江区中加賀屋2-5-15

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沖 啓太郎

1966年大阪市生まれ。 大阪市住之江区の加賀屋商店街にあるクレアトールオキの三代目。 アパレルメーカーと小売業と商店街の経験と情報を駆使しながらファッションを通じて心豊かなライフスタイルを提案できる店づくり心がけています。