ひとつやふたつ店やブランドが無くなっても誰も困らない

かれこれひと月もギプスに巻かれてるので、そろそろ飽きてきました。さて早くも2月になりました、1月は展示会も少なく外出スケジュールが少ないのでケガをしたのが1月でよかったなあってつくづく思います。

あ、ボクがそろそろアキレス腱ネタにも飽きてきてる話はどーでもよかったですね。

さて最近は土曜も日曜も無く営業や商談に回ってくるところも結構多く、環境も働き方もなんだか自由になってきた気がします。昨日も今日は朝からガッツリ商談(という名目の無駄話)してました。

日曜の話相手はかつて取引のあったメーカーさんの営業さんで今は奥様がショップ、ご自身は・・・よく分からないけど色々されてますSさん。ベタベタの卸メーカーさんやインポート卸の会社の営業経験もあり、何かと業界通、情報通なので話がおもしろいんです。今回はウチで近日公開の新ネタのアイテムについて打ち合わせに来てもらいました。

ひとつやふたつ店やブランドが無くなっても誰も困らない

で、やはり話題は最近のアパレル業界について。お客様のまったく関係のない所で小売もアパレルもバタバタしてる感じ。メーカーが廃業しようがブランドが無くなろうが小売店が減ろうが、実は今のお客様はそんなに困らないです。だって代わりになるものは山ほどあるから。

モノを買うだけなら、同じ価格帯ならだいたいどこで何を買ってもそんなに差はないです。(少しばかりの商品を見る目は必要ですが・・・)

最近は、商品そのものの話が減ってきたような気がします。あ、商品をおろそかにしてるって意味じゃないですよ。商品のモノがいいのはもはや当然。ユニクロのTシャツからインポートのジャケットまで千円は千円なりに、一万円は一万円なりに、10万円は10万円なりにそれぞれ価値があります。

正直言うと、1万円以上の差の商品の説明はできても、同じような顔で2~3千円くらいの差の説明はなかなか難しいです、というかたぶんボクはうまく説明できないです。

結局違いが出るのはその人独自の価値だけ

モノだけで売れてた時代の印象が強く残りすぎているアパレル業界ですけど、「何を買うかから誰から買うか」に間違いなく変わってきてます。例えばその代表格がKeisuke Okunoya、最近は芸能人より芸能人の短パン社長 のブランドです。

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     ボクにとっても人生のパイセン

Facebookとtwitterだけで売り上げてるって聞くと、SNSに理解のない人にとっては何の事か意味が分からないでしょうね。元気のないアパレル業界で一人気を吐いてる感じです。

でもそれは短パン社長がコミュニティをつくって一人一人と関係性を築いて、やるべき事をやり続けてるから。モノが売れてるんじゃなくて短パン社長から買う事自体が価値で楽しいからなんですね。

一見派手に見える奥ノ谷社長ですがやってる事は至ってシンプル。愚直に目の前の人に対して真剣勝負の全力投球で接するその姿勢は超リスペクトです。真似はできないけれど自分なりの価値を誰かに届けたいと思ってます。

「繋がりの経済」の時代だって言われてます。要は「誰から買うか?」が大事な時代。店は無くなっても困らないけど、いなくなると困るといわれる、その「誰か」になるための個性もうちょっと磨きたいものだと思います。

今日はここまでです、ではまた。


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沖 啓太郎

1966年大阪市生まれ。 大阪市住之江区の加賀屋商店街にあるクレアトールオキの三代目。 アパレルメーカーと小売業と商店街の経験と情報を駆使しながらファッションを通じて心豊かなライフスタイルを提案できる店づくり心がけています。