繊研新聞さんに「SNS活用してるお店」と掲載してもらった裏に隠された事実

先日、繊維・アパレル関係の業界紙である繊研新聞さんに「SNS活用する老舗婦人服店」ということで掲載していただきました。

ここ2年ほどで何度か取材してもらって記事にしていただいてるのですが、ウチごときの零細泡まつ店舗を何度も掲載して「繊研新聞さん、零細企業ネタで大丈夫ですか?」と若干心配になってます住之江区のクレアトール オキ沖啓太郎です。

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服屋友達の富江さんと同じ記事に掲載されたのも嬉しい!

記事の中ではこう紹介していただきました。

71年創業で「クレアトール オキ」(大阪市)などを運営するオキの沖啓太郎社長は、4大SNSとされるフェイスブック、ツイッター、インスタグラム、LINEを活用している。

お、おん。。。

使用はしてますが、ブログは毎日更新できてないし、フェイスブックもツイッターも無計画。LINEで繋がってるお客様は3名ほど(笑)
活用というにはあまりにもアレでお粗末な内容です・・・

積極的となったのは14年の秋から。親から受け継いだ商店街立地で顧客がハイミセスということもあり、SNSを使うことを当初は考えていなかった。

しかし従来の販促方法が集客に結びつかなくなり、ネットで情報収集する消費者の受け皿として使用する考えに至った。

同点の情報発信はSNS以外に、ゆうメールを使ったA4のニュースレター、店頭の黒板、ブログがある。アナログとデジタルはそれぞれに役割が違うものの、全てコミュニティー形成が目的。それぞれが有機的につながり「裏表の関係」という。そのため、言動は一致させている。

そう転機はまさにこの2014年の秋。この時ある方との出会いがあり、販促いや仕事そのものに対する考え方が一気に変わりました。その方は今や芸能人より芸能人の短パン社長奥ノ谷圭祐さんその人です。

当時は単にアパレルメーカーの社長と小売店という関係で、

なんだかちょっと変わった面白いダイレクトメールで展示会案内送ってきたなー!

くらいの感じでした。最初は正直ただ目立ちたい人なんやろな〜!って思ってました。(ゴメンナサイ!)
まあ実際にお会いすると背はデカイわ、声は大きいわ、年がら年中短パンだわ!目立って仕方ないから誤解されるのも仕方ない。もちろんボクも誤解してました。

でも、ひょんな事から奥ノ谷社長のブログを目にして引き込まれました。目からうろこが落ち、頭をトンカチで殴られ、背中に電気が走り、短パン社長の過去のブログを全部読み漁りました。

その上で奥ノ谷社長にメッセージ送って展示会に伺ったのが2014年の秋だったわけです。

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以下長文なので省略w

ボクが「ウチのお客様は年代高いからSNSとか全く見ないし、関係ないんですよ!」って言ったら

「10年後も同じこと言える?」と逆に問われて絶句したの覚えてます。

facebookやtwitterで個を出す発信の大切さを教えてもらいました。
横文字だけのカッコつけたハガキDMを止めました。
手書き風のA4ニュースレターで売り込みじゃなく素直に感謝を伝えることの大事さを思い出させてもらいました。

教えてもらったまま、見よう見まねでSNS発信とニュースレターをお送りして今に至ってるだけ。そのおかげでお客様とのコミュニケーションは圧倒的に増えてきたし、こうして繊研新聞さんに取材していただけるのも、たまたま露出してるのを拾ってもらってるだけなのです。

そんなボクにとっての販促の教科書とも言える短パン社長の生き方が奇しくも昨日ソロプロさんというニュースサイトのインタビュー記事で掲載されてました。
とてもいい記事なのでぜひ読んでほしいです。

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画像クリックしたら記事に飛びます

 

目立つということではなく、「個を出して発信することの意味」がこの記事見るとよくわかりますよ!

 

さてさて、今回の繊研新聞記事でも現在のほぼリアルな姿を丁寧に書いていただいてとても感謝しています。

でもですね、ただ一つ真実が書かれていなかったので本当のことをお伝えしたく、補足がてら付け加えさせていただきます。

 

 

 

よろしいでしょうか・・・・・

 

 

 

実は・・・

 

 

 

うちのリアルのお客様の99%は未だSNSで繋がってません!!

 

 

内訳はFacebook10名、Instagram1名、Line3名・・・以上です(笑)

今後もうすこしSNSで繋がれるように頑張りまーす!

本日お伝えしたいことは以上です、ではまた。


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沖 啓太郎

1966年大阪市生まれ。 大阪市住之江区の加賀屋商店街にあるクレアトールオキの三代目。 アパレルメーカーと小売業と商店街の経験と情報を駆使しながらファッションを通じて心豊かなライフスタイルを提案できる店づくり心がけています。